90年代、
アートや音楽、文学、ファッション、etc を斜めに走る
“オルタナティヴ”という世界を知った。
マイク・ケリーはそこにいた。
汚さに美しさを、
ハイ(art)をローに、
チープをクールに、かえること。
無機物に魂を与えること。
それがロックでパンクだってこと、
に、どきどきした。
世界に触れた気がした。
いくつかの汚い、かわいくない、美しくないぬいぐるみは、
マイクの分身だろう。
そしてそれは、わたしでもある。
おやすみ、
着ぐるみdirty boy。
もうダンスは終わった。
誰かがあなたを想って、また新しいダンスを踊るだろう。
ゆっくりおやすみ。