きょうは杉並デモに行ってきました。
最近、旗とかスタッフとかで太鼓を叩くのも減っていたので、
きょうは思いきり、存分に、自由に、太鼓を叩いて、
原発への怒りをあらわし、
いっしょに歩く人たちへのエールと、
脱原発、と声をあげた街の人たちへの拍手と、
車イスで沿道から手をふってくれたおばあちゃんに喝采を贈った。
きょうの杉並デモはDJサウンドカー以外にも、
カラオケカーとか、移動する「なんとかバー」とか、
杉並の街や人々をそのまま露出したような、てんこ盛りデモ。
杉並の商店街のご老人たちも大変ハッスルされたらしい。
子どもたちもたくさん歩いたらしい。
カラオケで多くの唄が歌われたらしい。
全部みてないけど、
そんな街と人とデモが交錯している空気が、
行く路、行く路、漂っていた。
すばらしい。
こんなすばらしいことがあるかってくらい、気分がよかった。
きょうのデモだけで原発問題は解決はしないけれど、
こういうことで人々が励まし合うっていうのが重要なんだと思う。
歩く道すがら、
脱原発に賛同の印である黄色いものをもって沿道に立っている方や、
デモに参加できないかわりに、
店頭に黄色いものを飾っているお店をいくつもみかけた。
警察の執拗な警備に腹は立ったけれど、
そんなくだらないことよりも、
黄色いものをみつける よろこびのが数倍わたしを震わせた。
そして、
高円寺に住むドラム隊の友だちの家のベランダに、
大きな黄色いシャワーカーテンが揺れているのをみたとき、
美しくて涙がでた。
そこにある意志の凛々しさ。
未来に向かっている清々しさがあった。
太陽の光をおもわせる、黄色はやっぱり、
しあわせの色ね。
歩きながら、
「幸せの黄色いハンカチ」(傑作)の高倉健になった気分だった。
杉並燃ゆ。
次はどこかな。
とりあえず、、、、きょうはゆっくり眠ろう。