路地と人でブライアン・ホウの1周忌を記念して、
ブライアン・ホウと、ブライアンの仲間たちを捉えた映画
『ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1』を追悼上映します。
亡くなった方の追悼で
「こんにちは」というのはヘンじゃないかと思うかもしれないけど、
わたし自身、ブライアンを映画の中でしか観た事がないので、
亡くなったときいても実感がなくて、まだどこかに居るような気もしてます。
わたし自身、ブライアンを映画の中でしか観た事がないので、
亡くなったときいても実感がなくて、まだどこかに居るような気もしてます。
そしてパーラメント・スクエアにはいなくても、
たとえばイラクとかパレスチナとか、、今なら福島かもしれませんが、
そんなところでやっぱりマイクロフォンをもって、
子どもたちを殺すな、と叫んでいるように思います。
なので、おーい、ブライアン、元気でやってますか?
そんな呼びかけにしたいなと思いました。
たとえばイラクとかパレスチナとか、、今なら福島かもしれませんが、
そんなところでやっぱりマイクロフォンをもって、
子どもたちを殺すな、と叫んでいるように思います。
なので、おーい、ブライアン、元気でやってますか?
そんな呼びかけにしたいなと思いました。
ブライアンが亡くなった2011年は、
アラブの春に始まり、スペイン、N.Yのウォール街占拠と、
世界で民衆蜂起の流れがありました。
日本でも原発事故が起こり、人々が多くの抗議の声をあげました。
それまでのひとりのリーダー主導の運動ではなく、
“みんな”による運動が世界で起きたその「プロテスターの年」に、
ブライアンが入れ替わるように亡くなったのは、
わたしにとって象徴的なことのように思えます。
それは、
廃刊したアメリカの雑誌『Punk Planet』の最終号の表紙に書かれていたという、
「これは最後 の号である。このあとは、きみたち自身で闘うのだ」
ということばを思い出し、
これからはわたしが、だれもが、ひとりひとりが、
「ブライアン」であり、
自分にとっての「パーラメント・スクエアSW1」を見出し、とにかく、ベストをつくせ、ということなんじゃないかと思っています。
ブライアンの映像をみてると、涙がでます。
言葉に、行動に、まったくの躊躇がないのです。
どうしてここまで力を注げるかっていうくらい、
全力で命を守ろうとしているのです。
それは命に向かう態度としてあまりにまっとうで、
それ以上のこともなく、だから涙が出るのだと思います。
ここまでのことはできないよ、と思うかもしれないけれど、
そういうことじゃなくて、
おまえのベストをつくせ、ということなんだと思います。
だからわたしもベストをつくそうと思います。
2011年のあの日から、そんなふうに思っています。
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