2012/06/09

6.8 炎の3日間/武器と花束の日々

ほんとうにわたしたちの政府はどうしようもない。
首相の会見も、官邸前の突然の工事も、
去年一年のあいだにみてきたことと同じで、驚きもない。
わたしたちは学んでいるのに、
あちらはまったく同じことを繰り返している。
わたしたちを妨害しようとすればする程、
圧力側の馬鹿ぶりと非人間性が浮き彫りになる。
それよりもきょう集まった4000人のことを考える。

官邸前にいた人たちの声と、高揚した表情を思い出してる。
あの場にいて、あの空気のなかで声をあげた人は、
たぶん、あきらめないだろう(そうであって欲しい)

そこにいれなかった人に、この熱をどう伝えて、つないでいくか、それを考えてる。

あの場に来た人は、腹立ちながらも集まった人の多さに、
自分だけでなかったと確信したのではないかな。
こんなに人がいて、もしかしたら「変わる」かもしれないって思ったんじゃないかな。
一人ひとりの持ち帰った熱が消えずに広がっていけば、
ほんとに変わるんじゃないかな(これは私の希望)

願わくば、消えたようにみせかけて、
別の場所からよりいっそう激しく燃え上がる野火のように、
そんなふうになったらいい。


水、木曜日はデモ、そして今日の抗議と、
この3日は、炎の3日間だった。
そして最終日のきょうは、
友だちの  なりたさんの誕生日であって、
サプライズでアコーディオンでハッピーバースデーを弾いた。

3日間、何かしらの楽器を弾いたのだけど、
デモでは武器として、
誕生会は花束がわりに。

炎の3日間、とりあえず終了。


そして、またあしたから、また武器の日々が始まる、かな。
けれど、ときに花束を持たないと、こころは枯れてしまうね。


ひとまず、きょうは
おやすみなさい。