2012/04/22

4.21 Don't you come down

前日にひきつづき、熱っぽさが続く。


就職探しをしているともだちから連絡があった。
なかなか面接がうまくいかなくて、
心が折れそうになっているともだちのメールを読んで、
涙がとまらなかった。
解るよ。
わたしも今まで何枚履歴書を書いたことか。
たかだかひとつの面接で落ちたくらいと思いながらも、
それが続くと、自分の存在まで否定されたような気分になってくる。
そんな気分を大事なともだちが感じているのかと思うと、
涙がとまらなかった。

わたしがいま、この部屋にいるのも彼女がこの部屋を探してくれたからで、
彼女の励ましがなかったら、わたしは去年の終わり、
何も動けず、どこかにうずくまっていただろう。
そのともだちがいま、うずくまりそうになっている。


ともだちへ。
いまの社会の就職の厳しさは、あなたのせいじゃなく社会の問題だ。
社会(企業)の評価と、あなた自身の存在とは別のものだ。
だからどうか傷付かないでほしい。
傷付かない、というのはとてもタフな作業だ。
貧すれば鈍する、それは人間としてとても不幸なことだと、
わたしの父はよく言った。
わたしもそれを今、強く噛みしめている。
そして毎日がいっぱいいっぱいで生きてるものにとって、
毎日これからの暮しのことを考えてるものにとって、
金銭的に余裕がないときに心が健全であろうとするのは、
とてもしんどいことだと思う。
闘いだと思う。
それも解って、あえて、がんばろうって言うよ。
潰れないでほしい。

この就職の不均衡や労働問題は、
今デモや抗議をしている原発の問題とつながっているとわたしは思っている。
だからデモや抗議にあなたが来られないときには、
あなたの悔しさをもって歩くよ。
太鼓を叩くよ。

けれど、あまりにがまんできないときには、
街に飛び出してきてね。
いっしょに歩こう。


どうか落ち込まないで。
どうかふさぎ込まないで。
明日には、あなたの抱えている苦しみが、
太陽の光で消えてなくなりますように。

Gene Clark One In a Hundred

Don't you come down
Don't you feel bad
Even though your dreams are of
The things you've never had


Close to the earth
Near to the sun
Reflecting your own life
You can see that you
Can be more than one


Hear the bells ring, morning has come
Over the town the morning star fades in the dawn
Voices of time bringing surprise
Voices that sing in waking moments
To look into life's eye


Aren't you glad it's another day
Look and tell
So you though you would run away
But you know that way too well


Rhythms of rhyme
Seasons shall say
To look at a longer life now
A longer yesterday
Don't you come down
You know you're the one
Looking at tomorrow
Let your your troubles
Fade and fly into the sun