2012/01/08

よりみち「ボヘミアン・パンチ 旗揚げの号」



11月のジンギャザで作ったひさしぶりのZINE「よりみち」が、
嬉しいことに売り切れたもよう。
大晦日くらいにLilmagのモモさんから連絡あった。
わぁい、、嬉しいな。
もともと10冊くらいしか作ってないので、売り切れって喜ぶ単位じゃないんですけど、、
でもこのよりみちは今までになく特別なものだったので、
少なくとも10名の方に読んでもらえたのは嬉しい。
手にした方は、どんなことを思ったのだろうか?
なにか思ったことがあったら、お便りくだされば嬉しいです。
お返事します。


この「よりみち ボヘミアン・パンチ旗揚げの号」、
ボヘミアン・パンチとは、3.11をきっかけに出会った zaboten と組んだユニットで、
ふたりで最初に作った旗の制作日記のようなものを載せています。
また巻末に挟み込んだミニ漫画は、漫画と言えるかどうか解らないものですが、
ひさしぶりの漫画で、緊張して描いたものです。


3.11直後、なんだかすごく不安で腹立ちしくて、でも働かなきゃいけなくて、
でもなんでこんなときに働いているんだろう、、?って、ふがいなくて
そんな気持ちが渦巻いているころ、
3.27に銀座であった反原発デモに、勢いで旗を作って参加するまでの話を描いてます。
考えてみたら、旗、このときに初めて作ったのかもしれない。


読んでもらえたらうれしいです。


きょう、急いで作って納品しましたので、Lilmagでも買えるようになります。
よろしくおねがいします。



よりみち 「ボヘミアン・パンチ」旗揚げの号(Lilmagサイトより)


  「3.11がきっかけというのはなんだかシャクだけど、
  あの日以降、わたしの世界はコントラストが強くなり、
  かつては曖昧にしてきたちいさなことも、
  "生きる" ことに直結した選択へと意識が変わってきた日々でした」(本文より)

  2011年3月11日の東日本大震災そして原発事故を経て、

  積極的に脱/反原発デモに参加するようになった原田企画。
  旗と楽器の表現部隊「ボヘミアン・パンチ」を結成した彼女が、

  ステンシルを使った旗の制作を写真入りでレポート。
  失敗も含め、HOW TO として参考になります。
  あわせて、震災とその直後に目にした景色をストーリー漫画化(16頁)。
  個人で試行錯誤し行動するひとのささやかな活動報告。