2012/05/18

5.18 Dance is not a crime.


“YOU CAN DANCE

  YOU CAN JIVE

  HAVING THE TIME OF YOUR LIFE 

 ダンシング・クイーン/ABBA







Cyndi Lauper - Girls just wanna have fun




喜びのエネルギーにはち切れそうになっている
シンディのこのダンスがとてもすき。
だいすき。
わたしもスカートを翻して、路を踊りたいと思う。






ダンスが規制?なにそのナンセンスな発想、、って、
鼻で笑っているうちはいいけれど、
ジョークにならない事態が進行している。
2010年から京都、大阪のクラブの取り締まりが厳しくなり始めたらしい。
今年に入ってさらに本格的になってきた。



ダンスは身体のことば、
しゃべりや歌が苦手なわたしが唯一 こころから楽しんで交せることば。
歩いても、座っていても、
音がなれば身体は揺れるし、リズムがあれば身体は弾む。


路上喫煙とか、売春、ドラッグ、アルコール類とかの規制とは訳が違う。
趣味志向やそんなものでない、身体への影響どうのとか、倫理的な問題でもない。
大友さんも指摘されているように、
人間の基本的人権、表現の自由への規制でしょう?
「表現」というより、
わたしは踊りって、笑うとか、泣くとか、そういうのと同じ、
人間の身体の表情だと思っている。
そういう人間の基本的な行動に対する規制が、
いままであったこと自体ナンセンスだと思うし、
それを基にいまこうして規制がおこっていることには断固NOOOO!と言いたい。

そして何より気持ちが悪いのは、
どうしていま、このときにそんな何十年も前の法律が息を吹き返し、
鬼の首とる勢いで規制が始まっているのか、、
その狙いが何なのか、、いまいちみえないところ、それが恐ろしい。

狙いはよくみえないけれど、、
これはクラブ運営とダンスの問題だけでなくて、
こういった表現の自由の規制に対してちゃんと反応なり反対していかないと、
そのうち歌うことも、詩を読むこともできなくなるかもしれない。
声をあげることへの規制にも連なっていくかもしれない。
そうしたらいま起こっているデモや抗議に対してのイメージも
せっかくいま作りあげた反原発の運動やひとびとの抗議も、
また見え方が変わってしまうかもしれない。
彼らは、規制をやぶるもの=危険分子そんなイメージを作りたいんじゃないか、、
そんなふうにも思う。
わたしの杞憂であれば、あとで笑い話にすればよくて、
わたしたちはまたひとつ去勢されていくのではないか、
そんなふうなことをすごく警戒していて、
そうだとしたらわたしは思い切りNOOOOOO!と言いたい。



規制の一方、中学校でダンスが授業に取り入れられるらしいけど、
踊らされるのも、踊らせられないのもいやだ。

言うこときいてなるものか。


“The first thing we do, let's kill all the lawyers" -William Shakespeare
ウイリアム・シェークスピア 「ヘンリー六世」 より。