2012/05/08

5.7 My Trp

きのう、トランペットのピストンを落としてしまった。

きょう道々、探してみたけれど、
きのうのあの嵐だもの、どこかに転がってしまったのだろう。
みつからない。

あぁ、なんでもっと大事に運ばなかったのだろう。


わたしのトランペットは中古で格安で手に入れた安メーカーのもので、
わたしのところに来た時点で、
もともとの持ち主に大切にされてなかった不遇な感じがあった。
(そういうのってなんとなく手にして伝わってくるものでしょう?)
だからこそ、ちゃんと使えるように手入れをしてもらったときには、
一人前(一トランペット前?)になってうれしかった。
手に馴染んで、磨きこんでいこうと思っていたのに、
それなのに、それよりももっと不幸な不具なものにしてしまった。

安メーカーなので修理にもっていっても、
相手にしてもらえないかもしれない。


実家には30年以上も昔に買ってもらったピアノがある。
安いアップライトのピアノだけれど、もうほとんど弾いてないけれど、
親にはお願いして調律だけはしてもらっている。


楽器は、友だち。
簡単に買い替えることはしたくない。


自分の手で傷つけることは
こんなにも胸が痛むものなのか。