2012/05/24

5.23 震えるアンテナ


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大人になってもどぎまぎしたっていいんだな
ぎこちない挨拶 醜く赤くなる
失語症 なめらかでないしぐさ
子供の悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それらを鍛える必要は少しもなかったのだな
年老いても咲きたての薔薇  柔らかく
外にむかってひらかれるのこそ難しい
あらゆる仕事
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている きっと……
(『汲む』一部/茨木のり子)


首のリンパ線が腫れて痛む。
ああ、この季節だったと思う。
小学校の頃から、この季節は腫れるのだった。
なにがどうなって反応してるのか、まったくわからない。
けどそういう身体のタイミングなのだ。


最近、体調がよくなかったり、
疲れがでたりであんまり動けなくて思ったのだけれど、
元気がないときは元気がないままでいるのも、
苦しいときは苦しいと言うのも、ひとつの勇気なのね。

人に何かを頼めないのも自分の弱さの表れというか。
甘える強さがないというか。

「バテてたときは堂々とだらけたらいい」って、
ともだちが言ってくれたけれど、ほんとそうだ。
のびのび明るくなったり、暗くなったりしよう。


、、と同時に、
何かわたしの行動で何か反応があったとき、
少なくとも、自分で腹を括って行動していることについては、
その責任というか、
自分の言葉で説明できるような強さを持ちたいなと思った。
(これはここ最近、自分の行動をめぐる反応について強く思うこと)


強さと弱さ、
まったくなんで自分はこんなにバランスが悪いのだろう。
そんなところがつくづくいやになるけれど、
震えるアンテナもなにかの仕事や技に作用しているのだろう、
とおもって気を休める。


がんばって のんびりいきまっしょい。